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2009.02.12 (木)
図書館に相方の本を返しに行った時、
電車で読むのに、ちょうどいい本はないかな~って
探していたら、ふと目に留まった本がありました。

山頂の聖人山頂の聖人
(1998/03)
スーザン トロット

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本当はアガサ・クリスティーでも借りようと思って、
海外の翻訳本のところをうろついていたのですが、
ほんとに、偶然、目が行きました。
小さな図書館なので、結構どんな本があるかは知っていたつもりでしたが、
この本は初めて見ました。

薄くて(180頁)かばんに入れやすいか~と思い借りました。


『毎年夏になると、山頂に住む聖人のところに様々な悩みを抱えた人々が世界中から訪れる。
人々は、どうしたら意義ある人生を送れるかを学ぶために、山頂まで続く長い行列に並ぶ。
聖人は「会う人すべてを聖人だと思って接すれば、幸せになれます」と教えながら、毎日大勢の人と面会するが・・・』(本書より)



読みやすくて、電車に乗りながら読んでいると、
うっかり、乗り換えの駅を過ぎていました
すいすいと、夢中になって読んでいました。


山の上の聖人に会うために、たくさんの人々が
急で長い山道を、行列をなして
歩いていきます。なんと一ヶ月もかけて
そのうちに、ある人は自分の内側に向き合ったり、
ある人は、周りの人々と接しているうちに、
自分でも他人の役に立つのだということに
気づいたり・・・。
聖人に会う前に、すっきりする人も多く。

また、「スピリチュアルエゴ」というものの怖さ
そして他人を批評・批判しないことが自分に何をもたらすか
などなど・・・普通の人々の口から語られていきます。

登場人物の「悩み」は、普通に生活していればでてくるものばかり

聖人は、特徴のない小柄な男。
一目で聖人と気づく人は少なく、
メッセージも
「会う人すべてを聖人だと思って接すれば、幸せになれます」という
シンプルなもの。

でもそれが難しいのですが・・・

そういえば、オノ・ヨーコさんも同じようなことをおっしゃってたな・・と
思いつつ、読んでいました。


聖人の思想はなんだか東洋思想のようだな・・・
と思って、最後の作者と訳者のあとがきを読めば
作者スーザン・トロットさんは、クリスチャンとして育ったけれど
禅や道教などの思想にも深く感銘を受け、自ら禅を学んだりしたそうです。
「仏教とキリスト教とユーモアの精神が三位一体となった」(訳者あとがきより)

聖人が超人だったり、難しいことをいう人ではなくて、
ユーモアと愛情あふれる、小柄なおじいさんというところも、
親近感があって、読みやすくさせているのかも。

どういう内容か、まったく知らずに読んだけれど、とても素敵な内容でした

いい本に出会えました
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